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ひまわりクリニック
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高血圧
140/90以上を高血圧といいます
家庭での血圧が、135/85以上あれば、高血圧となります。
家庭血圧:
朝起きて1時間以内、排尿後、朝の服用前あるいは朝食前、晩就寝前などに、座位になり1-2分安静後、原則2回測定し、平均を取ります
そういう定義はありますが、いつでもいいので座ってちょっと気持ちを落ち着けてから、測ってください。そして、日と時間と結果をメモってください。とても重要なデータになります。
血圧の薬を飲むと、一生やめられないからと、飲まれない方がおられます。飲んでいる期間しか、効きませんので、やめると、翌日あるいは2-3日後には高くなります。でも、もとより上がるわけではありません。
肥満に伴う高血圧は、減量で血圧が下がり、薬をやめられるようになることが多いです。
肥満の方は、ぜひ減量を。
高血圧に関するパンフレット:日本高血圧学会 作成
本態性高血圧
血圧が高い理由が、特にない高血圧のことです。
ほとんどの人が、この「本態性高血圧」です。
この本態性高血圧に対し、アルドステロンというホルモンを作る腫瘍があり、このホルモンの影響で、血圧が上がる人もいます。あるいは、腎臓が悪くなり高血圧になったり、甲状腺機能亢進に伴って高血圧になったりと、理由があって高血圧になることがあります。これを二次性高血圧といいます。
二次性高血圧の人は、その原因の方を治療すると、血圧も下がります。
治療
体重が多い人は、まずは減量をしてください。
薬も同時に開始して、血圧を正常に保ちます。
どうして、血圧は正常に保った方がよいのでしょうか。
それは、薬で下げてでも、将来的に得だからです。
もちろん、非常に高い場合は、頭痛、脳出血などの原因になります。
そんなに高くなくても、長い期間血圧が高いまま続くと、腎臓に負担がかかります。その結果、また血圧が高くなり、悪循環になります。血圧がさらに高くなると、肺、心臓、血管、目の網膜など全身の臓器に負担がかかります。
薬の力を借りて、正常に保っておいた方が、将来的に得です。それが、降圧薬を服用してでも血圧を正常に保つことをお勧めする理由です。
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